ホタテ貝漁業
世界に誇る、弾力のある食感と甘みが魅力。道内屈指のホタテ貝産地
昭和49年(1974年)にホタテ貝養殖専門部会を設立、本格的にホタテ貝漁業が始まり、八雲町漁協の主要品目へと成長しました。安定生産に向けた取り組みを重ね、海外でも高い評価を受けるホタテ貝を養殖できるまでになりました。
噴火湾の海で育つ「耳吊り」のホタテ貝
八雲町のホタテ貝は、海中の養殖用桁にロープで吊して育てられる「垂下式養殖」という方法で育てられます。ホタテ貝の耳とされる部位に穴を開け、テグスなどでロープに固定する「耳吊り」という養殖技術により、身が厚くやわらかで甘みの強いホタテ貝に成長します。また、貝が海底に潜らないので砂噛みが無く、砂出しの必要もありません。さらにその成長が早く、2年間育てた後に水揚げされます。当地区のホタテ貝は更に1年を経て、生鮮貝(3年貝)として育成し流通市場で高い評価を得ています。
前浜根付資源の増殖・
漁場造成と
SDGsへの貢献
ホッキ貝
平成13年(2000年)にホッキ貝漁業振興会を設立。令和元年(2019年)から、資源増殖のため移植放流を実施。全漁場の資源状況を把握しながら、適正な漁獲数量や操業期間を定める等資源管理と円滑な漁場管理に努めています。
ナマコ
令和元年(2019年)より、ナマコ資源増殖推進のため、種苗を購入し放流を続けています。
赤貝
当地区の沿岸漁場に生息する赤貝を、研究機関などと連携し資源状況を調査。資源増殖を行い、将来的に前浜の根付資源へと育てます。
コンブ
令和元年(2019年)にコンブ養殖試験を開始。コンブ天然資源漁場の造成のために、アルガ―リ―フの設置を天然資源漁場に計画的に設置。また、コンブ等は海水に溶けているCO₂を吸収し、地球温暖化対策にも貢献しています。
その他の取り組み
河畔林造成の森植樹祭
海の源である河川を守り、清流を生み出すために、毎年組合員自らの手で植樹を行っています。また、森林は地球上の二酸化炭素を吸収し、気候変動の緩和へ貢献します。
内水面漁業の振興
遊楽部川は北海道さけ・ます資源増殖の基幹河川の一つに位置づけされており、古くからさけ・ます事業が展開されています。また、清流で知られる遊楽部川は『アユ』が生息し、河川環境保全のパロメ―タ―として40年以上前からアユ放流事業を展開して、近年では天然資源も確認されるなどアユ釣りを求めて需要が増加しています。